当院の取り組みについて

2024/07/12

本日は当院の診療における取り組みについて、改めて記載させていただきます。
処方、外来感染対策、DX推進、生活習慣病管理等について記載させていただいておりますので、ご一読賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


▼一般名処方


当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、一般処方名によって患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

▼外来感染対策向上/発熱患者等対応


当院は院内感染防止対策として必要に応じて次のような取組を行っています。
・感染管理者である院長が中心となり、従業員全員で院内感染対策を推進します
・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します
・感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します
・標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます
・感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます

▼医療情報取得


当院はオンライン資格確認を行う体制を有し、受診した患者様に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療をおこなっております。

▼医療DX推進体制整備/在宅医療情報活用


当院は医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い外来診療や在宅診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用をして診療を行っております。マイナ保険証の推進、電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどのDXに関わる取り組みを実施しております。また、居宅同意型のオンライン資格システム等により取得した診療情報を活用し、計画的な医学管理のもとに訪問診療をおこなってあります。

▼生活習慣病管理料(Ⅰ)(Ⅱ)


高血圧・脂質異常症・糖尿病に関して療養指導に同意した患者様が対象です。患者様には血圧や体重等の個々に応じた目標設定のほか、食事、運動に関する指導、検査結果等を記載した『療養計画書』を患者様の同意のもと作成し、より実効性のある疾患管理を行ってまいります。初回時に『療養計画書』へ患者様の署名をいただく必要がございますので、ご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。

▼機能強化及び時間外対応


当院は地域における『かかりつけ医』として以下の取り組みを行っております。
・必要に応じ、適切な医療機関(専門医・専門医療機関)への紹介
・健康診断の結果等に関する相談等、健康管理に関するご相談に対応します
・介護、保険、福祉サービスのご相談をお受けします
・他の医療機関の受診状況や、他で処方されているお薬の内容を確認し、当院での診察や処方に対応させていただきます
・時間外等緊急時の対応方法に係る情報提供を行います
・標榜時間外の準夜帯(概ね22時まで)は当院通院中の患者様からの電話等による問い合わせに対し、原則として対応できる体制をとっております。(初診の患者様は対応できません)連絡先は院内掲示にてご案内しております。

▼在宅療養支援診療所


当院は、他の保険医療機関と地域における在宅医療の支援に係る連携体制を構築している診療所であって、緊急時の連絡体制及び24時間往診できる体制等を確保している「在宅支援診療所」として、九州厚生局へ届出をしております。在宅支援診療所とは、患者様が住み慣れた地域で安心して療養生活をおくれるよう、患家の求めに応じ24時間往診が可能な体制を確保し、又は24時間訪問看護の提供(訪問看護ステーションとの連携)が可能な体制を確保することで、緊急時に在宅で療養を行っている患者様へ必要に応じた医療・看護を提供できる診療所のことです。

▼在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料


在宅時医学総合管理料とは、在宅療養中の患者様の全身状態を総合的に管理することを評価する診療報酬です。患者様の同意を得て、計画的な医学管理の下に定期的な訪問診療を行っている場合に算定しております。

▼長期処方リフィル処方せんについて


当院では患者様の状況に応じ、28日以上の長期の処方を行うこと、リフィル処方せんを発行することのいずれの対応も可能です。(当院は最大2ヶ月までは処方いたします)

▼情報通信機器を用いた診療


当院では必要に応じて情報通信機器を用いた診療を行っております。情報通信機器を用いた診療の初診の場合には、向精神薬を処方いたしません。
※現在は人員配置等の関係で、訪問診療を行っている患者様のみ、情報通信機器を用いた診療をさせていただいております。ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

▼院内トリアージ実施について


当院では、時間外(夜間・休日)に受診された患者様に対して、来院後速やかに看護師または医師が緊急度を判断し、緊急度が高い場合は優先的に診療する体制をとっております。
トリアージは一定時間後に再評価を行います。そのため時間外の初診患者様に対して、厚生労働省が定めた「院内トリアージ実施料」を算定しております。

緊急度区分に応じて診察の順番が前後する場合もございますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

▼短期滞在手術等基本料1


当院では、短期滞在手術等基本料1の施設基準を取得しております。ポリープ切除などの日帰り手術に対して、行政が認めている適正な人員配置・施設や医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保することが求められております。当院では、この施設基準をみたしており、ポリープ切除などの日帰り手術を施行された方に対し、短期滞在手術等基本料1を算定させていただいております。※内視鏡検査のみの場合は、加算はございません。

▼がん性疼痛緩和指導管理料


当院は、がん緩和ケアの経験を有し研修を受けた医師が、がん性疼痛の症状緩和を目的として麻薬を投与している患者様に対し計画的な治療管理・療養上必要な指導を行った場合に、所定の点数を算定しております。

▼二次性骨折予防継続管理料3


骨粗鬆症を有する大腿骨近位部骨折を発症し、入院加療を行い、二次性骨折予防継続管理料1を算定されていた患者様であって、外来において継続的に骨粗鬆症に関する評価及び治療を実施された方に、所定の点数を算定しております。

▼検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料


当院は、別の保険医療機関から診療情報提供書の提供を受けた患者様に係る検査結果・画像情報・画像診断の所見・投薬内容・注射内容・退院時要約などの診療記録の内、主要なものについて、電子的方法により、閲覧または受信し当該患者様の診療に活用を行います。

▼明細書の発行状況に関する事項


当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行いたします。

▼外来・在宅ベースアップ評価料1


本評価料は、医療従事者の処遇改善に充当することにより、医療従事者が安心して職務に従事することを目的とした評価料となっております。これまで以上に質の高い医療サービスを提供し、患者様に安心して診療を受けていただけるよう職員一同努めて参ります。

前のページ 次のページ

お電話はコチラ

Loading...